身体均整法とは
亀井 進 師範によって創始された調整法です。
身体均整法は、身体の歪みを整える施術です。マッサージや指圧とはまったく異なる独特でソフトな全身手技調整法です。
身体均整法は、からだを12種の体型(フォーム)に分類し、運動系の機能には3原則があると考えます。
12種体型とは?
12種体型は身体均整法の根幹であるといわれています。身体を頭、上半身、下半身、胸部、骨盤、四肢(筋肉)の6つ、さらに各陰陽に分け12種となります。
F1・F2頭脳系(前屈後屈動作) F3・F4消化器系(左屈右屈動作) F5・F6泌尿器系(右回旋左回旋動作)
F7・F8呼吸器系(伸びる縮む動作) F9・F10生殖器系(内旋外旋動作) F11・F12循環器系(内転外転動作)
このように動作や内臓系を観察して12種の体型(フォーム)にあてはめます。
12種体型の特徴は次の通りです。
F1【頭脳型】陽性
(ストレスのかかる椎骨) |
F2【頭脳型】陰性
(ストレスのかかる椎骨) |
F3【消化器型】陽性
(ストレスのかかる椎骨) |
F4【消化器型】陰性
(ストレスのかかる椎骨) |
F5【泌尿器型】陽性
(ストレスのかかる椎骨) |
F6【泌尿器型】陰性
(ストレスのかかる椎骨) |
F7【呼吸器型】陽性
(ストレスのかかる椎骨) |
F8【呼吸器型】陰性
(ストレスのかかる椎骨) |
F9【生殖器型】陽性
(ストレスのかかる椎骨) |
F10【生殖器型】陰性
(ストレスのかかる椎骨) |
F11【循環器型】陽性
(ストレスのかかる椎骨) |
F12【循環器型】陰性
(ストレスのかかる椎骨) |
3原則とは?
1.平衡性・・・形が整っているか、いないか?(主に骨格系・バランス)
2.可動性・・・動きやすいか、にくいか(主に筋肉系)
3.強弱性・・・力がはいるか、はいらないか?(主に知覚・神経系)
この3つの原則で成り立ちます。
この3つの原則は
平衡性が変化すると、その強弱性・可動性も変化する。
可動性が変わると、平衡性や強弱性も変化する。
強弱性が変わると、平衡性・可動性も変化する。
この様に3つの原則は相関しています。
身体の動きと姿形、身体の部分と臓器、疾患、症状などは、それぞれ相関しています。人間の行動や病気、症状は、多種多様ですが、それらを三原則に集約して対応するのです。
身体の動き、形、力は、脊柱の椎骨に集約され表現されています。そこで椎骨の三原則の状態を観察して修復する手技をほどこします。